2017-03-01

March 1 (Wednesday) by Takara

7:00~(中1クラス)
1年生も終盤に近付いてきましたね。
定期テストが返され、みなさん自分の結果に納得しましたか?
今回、残念ながら100点はいませんでしたが、99点が二人、98点、97点・・・と、このへんの数字が一番悔しそうですね。 ケアレスミスで100点を逃した! という悔しさ、次に生かしましょう!

大中メンバーは、平均点が90点。 七中メンバーの平均は88点でした。
各学校の学年平均が出たら教えてくださいね。

最初のころは、テストで90点台を取れていたのに、だんだん下がってきている事に不安を感じている人もいるかと思います。 「これでは塾に行っている意味がない」と言われる子たちもいるようです。 点数は大事ですが、点数だけではないですよ。 偏差値や順位のほうが大事です。
テストは難易度が違うので、点数よりも偏差値。 

少し現実的なお話をしたいと思います。 
だれでも、勉強を頑張ればトップの成績を取れる、という訳ではありません。
トップの成績を取れる、取れないは、その人の元々の学習能力が関係します。
今トップになれる人たちは、今の時点でその資質が備わっている人たちです。
「記憶力」「理解力」「応用力」といった学習能力が備わっていれば、勉強することでトップの成績が取れます。 でも、「記憶力」「理解力」「応用力」が乏しいと、勉強を頑張っても「ただの作業」に終わってしまい、なかなか成績が上がりません。
なので、どこどこの塾に行けば必ず成績が上がるとかいうのはうそです。
「タカラに行けばすごく上がる」という有難い口コミもあるようですが、それも違います。 短い期間で見ると、すごく上がる人、少し上がる人、全く変わらない人、下がる人、と色々なのです。 スポーツでも、楽器でも出来る人、出来ない人がいるのと同じ。  必ず元々の個人差というものがある以上、同じことを頑張っても結果は違います。
だからと言って、頑張っても無駄ということではありません。
学習能力は、成長とともに、また頭を使うことで、開発されていくからです。
今頑張っているのにトップを取れないという人、あきらめないでください。

ちなみに私は中学時代、英語の点数が大体30~40点台で、成績は「2」でした。
人一倍頑張っても「2」のまま。 理解力も記憶力も足りていませんでした。
でも続けていくうちに、中1で分からなかったことが中2で少し分かるようなり、中2の内容が中3で分かるようになり、高1でようやく中学の基礎が理解できました。 逆転劇はそこから。 高2から上位の成績が取れるようになり、高3で学年トップ。 そこまで来るととことん勝負にこだわるようになり、高3で参加した英語スピーチコンテストで市、県、近畿大会と勝ち進み、全国大会で3位をもらいました。 高卒後は外語大学で英語を専攻し、英検や資格試験にのめりこみ、英語力を武器に仕事をしてきました。 単なる自慢話に聞こえたらすみません。 伝えたかったのは、今の結果が全てではないということ、そして学びを長く継続して初めて本当の結果を生み出すということです。

私は、全員に今すぐにトップの成績を取ってもらうことは望んでいません。
一人一人の自己ベストを達成してほしいと思っています。
自己ベスト値は、点数ではなくて、順位ではかるようにしてください。

お子さんの今の点数だけを見て結論づける前に、まずは過程を褒めてあげてください。
そして子供たちの可能性を信じましょう。 
英語をやめないで頑張るように励ましてあげてください。
タカラをやめても、英語は絶対にやめてはだめです。

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