2014-09-01

September 1 (Monday) by Misa

(5:00~)

小学生の英検5級集中トレーニング

5名の皆さんと一緒に、本番まで頑張っていきたいと思います。
今日は何もヒントなしで、いきなり予想問題にチャレンジしてみました。
見たことのない出題形式に、解き方も分からず戸惑いながらも一生懸命
頑張っていました。、
結果、合格ラインに届いた人はいませんでした。が
この現実をまず受け止めることからスタートです。
このままでは合格できないということを知って、涙する子もいました。
今までに習ったことを忘れている人は、その記憶をもう一度よみがえらせて、
上手に引き出しから取り出すための、ちょっとしたコツをつかめば、
スコアは伸びます。 

宿題が沢山ありますので、実際、とても大変かと思います。
英検クラスを受けている間は、英検クラスの宿題が優先で、
いつものクラスの宿題に手が回らなくても大丈夫です。

英語は新しいことを学びながら、古いものを忘れていくことがよくあります。
それを食い止め、着実に積み上げられる方法で、一番いいのは、
「生活で英語を使い続ける」・・・使い続けていれば忘れるひまがありません。
でもこれは非現実的ですね。家に外人がいれば別ですが・・・。

それに代わって効果的なのが、英文の音読を反復することです。
語学は、教科書やワーク教材、プリントだけでは、十分に力が付きません。
聞いて音読すること(もちろん文法的な知識、意味を理解しながら)を
継続することで、血液に溶け込んで細胞レベルまで浸透し、
自分の言葉としてアウトプットできるようになります。(変な言い方ですが)
そうして初めて、教科書から抜け出して、もはや活字ではなく、生きたものと
なって、人と人をつなぐ「言葉」になっていくのですね。

英語を、教科と言う枠を超えて、「言語として身に付ける」レベルに
持っていくことができる人は、間違いなく「音読」を欠かさなかった人です。
長くなりましたが、しっかりリスニングをしながら音読を繰り返すことは
おススメです。

<宿題>
出る順を覚えなおす(熟語も完璧に)
出る順の「会話表現」をCD聞きながら音読をいっぱい(丸覚えするつもりで)
プリントを仕上げる



(6:00~)

過去形のチェック
過去形の文章・・・「疑問文」の作り方
英作練習
カード取り
ワークプリント

<宿題>
不規則動詞の過去形を覚える。
プリント全部

※やっとカード取り!
全体の7割ほど覚えたところで、お約束通り、不規則動詞を使って
文章を作りながらのカード取り。
例えば、私が「彼は、車を運転しません。」といえば、
これは、現在形の動詞を使うので、"drive"のカードを取って、
即座に"He doesn't drive a car"と英文を言わなければなりません。
「私はバナナを食べました。」でしたら、過去形にの"ate"のカードを取り、
"I ate a banana." というように、「現在形」「過去形」「疑問文」「否定文」
によって、変化する動詞を選びながら、さらに do , does , did を
使い分けながら文章を作る練習です。
カード取りをしているときは、ワークを解いているときよりもはるかに
右脳が活発に働いているようで、瞬間的に物事をとらえたり理解したり
する様子が見て取れます。 またしばらくカード取りは続きます。



(7:00~)

前半・・・(全員で)教科書5-3の内容、 Iワーク
後半・・・(進度状況に合わせて)個々に会った練習内容

後半は、1年生のうちに3級を目指す人たちのグループと
成績をアップするためのグループに分かれてやっています。

まず、1年生の間に3級を目指す人は、学校の成績(つまり定期テスト)で
十分に結果を出せていることが前提で、英検の勉強も並行して頑張っています。
学校の成績と英検(こちらは先取り内容)を両立出来れば、言うことないですが、
両立が難しければ、優先するべきは、もちろん学校の内容で頑張っていこうと、
みんなに伝えています。

さて英検についてですが、最近は受験者の低年齢化が進み、
小学生でも4級・3級は当たり前のような流れになっていますが、
英検が、やる気を促すよい動機づけになれば素晴らしいと思います。

同時に、(言い方が悪いかもしれませんが)英検3級までは、
外枠さえ埋めれば受かるようなものでもあるのです。 
つまり、パズルに例えると、外枠だけぐるっと埋まってて、、
中身はまだスカスカみたいな・・・。

なので、小学生で4級を取った人が中2の、3級を取った人が中3の内容を、
ちゃんと理解できているかどうかは別問題。 
もちろん英検を先にとっておいて、あとから、中身をきっちり詰めていくと
いうのもアリだと思いますが、それは小学生に限ってのことです。

中学生が英検を受ける場合、「ただ合格すればよい」ではなく、
中身のある学習を重ねた上で、納得のいく結果を出すべきだと思うので、
最短で! とかではなく、パズルの中身までしっかり埋める勉強を
していきましょう。 英検3級は、高校入試の範囲でもあるので、
腰を据えて理解を深めることが、英検を急ぐことよりも、先々の良い結果に
つながり、無駄がないように思います。

かつて中3の時に、3級をほぼ満点で取った生徒さんがいました。
高校に入ってからも英語は得意で、高1で準2、高2で2級を取りました。
今高3ですが、卒業までには準1級がとれそうです。 
社会に出るまでには、英語を第2言語として使えるレベルになれると思います。

子供たちに、英検のことで、焦らずにいてほしいと思います。
今の勉強を、続けていくことで、英検をはじめ、全ての結果がついてきます。

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